オムツのお勉強 (2014.9.19)
9月19日(金)19:00〜21:00 2階大展望大食堂において、オムツについての勉強会を行いました。
インストラクターは、当施設と契約している排泄ケア事業者 光洋 のスタッフにおいでいただきました。
向かって右は、光洋の横浜さんです。今回の勉強会のトータルプロデュースはやすらぎの里の福地さんです。
実技講習担当の梅田さんです・・・神津島にも「梅田」が多いですが、こちらの方は残念ながら神津島とは縁もゆかりもないそうです。
現在の進化したオムツのポテンシャルについてのレクテャーです。現在のオムツの性能は私達現場のイメージを超えていました。「正しく使えば」使用感やコスト等が劇的にアップするようです・・・それにしても梅田さん、モデルみたいにステキな方です (*´ω`*)
今回の勉強会の基本コンセプトは「実践」です。座学的講義は必要最低限でした。
いつも使っているオムツなのですが、メーカーの設計思想を正しく理解していないところもありました(汗)
パンツ式オムツの伸縮性を確認しています。こんなに伸びるんですねぇ!
「どんなに伸ばしてもちゃんと復元します」
実際にオムツを装着してみましょう。
オムツ交換の基本は対象者を自分側に向け両手をフリーにするのが基本です。
両手を使い体の中心線に合わせてオムツを当てます。
立位可能な方のパンツ式オムツの交換方法についてです。
日々オムツ交換を行っている私達ですが、日々行っているからこそ「慣れ」により、重要な部分が見えなくなってくることもあるのです・・・日々謙虚に・・・
オムツをわざとズラしました。ギャザーは半透明なのでズレているのが目視で確認できるようになってます。
尿漏れを防ぐための有効なパットの使用法についても目からウロコのクリエイティブな方法で対応します・・・そうです!オムツは、分子工学や流体力学、果ては生理学等、科学の結晶なのであります!・・・介護において経験や勘も必要だと思います。しかし、最も大切なのは論理的なモノの見方でしょう。
いくつかの質疑応答も行いました。
真剣に聞いてくれてます。
営業の横浜さんも真剣にメモってくれてます。
新製品の紹介も抜かりありません (^^)v・・・猫の足あとみたいなパットです・・・転倒時、大転子部の衝撃を和らげる効果があるようです。
そのパットをこの不織布みたいな袋に入れ・・・
横浜さんがモノ凄い早業でオムツを装着してくれました・・・上記のパットを大転子部にくっつけます・・・袋がベルクロ状になっているみたいです。物理的な衝撃吸収効果は北欧の方では既に認められているようです。このパット、統計的にも有意な効果(大転子部骨折予防)が認められているようです・・・取り敢えず使ってみようかと・・・
災害時には非常食にもなるらしいです・・・食べて見たけど「カントリーマアム」みたいな味で結構イケました・・・ウソぴょんです!飲食は不可です!素材としては硬質ウレタンみたいな感じでした。
記念撮影でおしまいにしました (^^)v
以上、オムツについての勉強会の様子でした (`・ω・´)ゞ
光洋の横浜さん、梅田さん、夜遅くまでありがとうございました。