感染症勉強会の様子(2021.11.12)
これからノロウイルスやインフルエンザ流行しだす感染症の季節となります。実害や実態がよく分からないコロナより、(少なくとも)私たち(神津島やすらぎの里)施設関係者には現実の脅威としてノロウイルスが存在しています。何しろノロウイルスはコロナみたいに子供や若者に優しくなく老若男女に「平等に感染し発症」します。感染発症の主症状は猛烈な嘔吐と下痢です。施設内に一度発生すると利用者職員関係なく瞬く間に感染し、そこに存在している人々の1/3以上の利用者職員が発症してしまいますそれこそ、職員が感染すると勤務できないほどの劇症に見舞われるので、ノロウイルスは施設運営の脅威となります。そして、毎年感染予防の勉強会となるわけです。
11月12日19:00より、やすらぎの里2階大点描食堂にて勉強会を行いました。
講師は大島保健所神津島支所の保健師さんにお願いしました。
毎年の繰り返しですが、感染症対策の基本をおさらいです。
いわゆる「ガウンテクニック」の実習です。
ステージにダンサー?
汚染したエプロン手袋等を外す手順です。
繰り返しの訓練がイザという時のスムーズな行動に繋がる・・・
汚染面をさわらないように・・・
嘔吐物処理の実習です。
違うシチュエーションです。利用者を送迎していると、玄関先で嘔吐するということは時々あります。
実習のおさらいです。
実習で感じたことを各班ごとに確認しました。
続いて「身体拘束廃止に向けての取り組み」についての研修です。
身体拘束とは何か?
介護施設に於いて身体拘束は原則タブーとなっております。
職員が車イスに乗ったまま動かない状態を体験しています。車イス利用者の疑似体験です。
日頃の介護を見直し、振り返りましょう。
以上、感染症と身体拘束の勉強会の様子でした。大島支庁の保健師さん、プレゼンター対応した職員、参加した職員、みなさんお疲れ様でした。